前回、前々回と
ショート、ボブについての記事を書きました
読んでない方はこちらもどうぞ
最近1番オーダーが多いショートスタイルまとめ - 美容師で生きていく為の思考法
今回は実際にオーダーの多いスタイル
いつもお世話になっているますみちゃんのショートボブ
通称『ボブみ』
こちらのカット動画とポイントを解説します
スタイルの特徴としては
- カットベースはボブだけれど、適度な丸みをつけておさまりを良くする
- あくまでショートボブなので、重すぎないように
- コテ、アイロンいらず。セットがめちゃくちゃ楽
です
ショートボブのつもりで切ってるけど、見るお客様からするとショートと言われることが多いです
これは、カットベースで考える美容師の目線と、長さ(特に顔まわり)で考えるお客様の目線の違いというのが1番大きいような気がしました
一般の方からすると、長さがアゴより短くなるとショートになります(これは勉強なった)
ますみちゃんは髪質も良いので、ウェットでのベースカットを大事にすれば難しいカットではないです
それでは実際に切ってみましょう〜
ベースカット編↓
まずは後ろから
襟足は生えグセに逆らわずに、馴染むように切っていきます(自分はレザーの方が楽です)
ラインをしっかり作りたいサイドはシザーで
前髪の長さの設定と、前髪からサイドは繋がる内側のラインをカットすることがとても重要
これで、顔まわりの抜け感がでます
この後、忘れてドライカット編で切ってますが、耳周りの中を一部カットするのも、本来はウェット時に行っています
サイドの重さのバランスは、前髪とリンクさせることがとても重要です
ロング、ミディアム、ボブ、ショート、ベリーショート
どのスタイルでも言えることですが
毛先の質感を合わせる
これがカットですごく意識していることです
全体のラインがハッキリ出ていて、重たいスタイルなら、前髪も重めに、ラインを残して切ることでスタイルの統一感がちゃんと出ます
どんな前髪にしたらいいかいつも悩む方は参考にしてみてください
ベース切り終わったら乾かして
ツルギチのショートボブ「ドライカット、仕上げ、撮影編」 - YouTube
ドライカットはお好みで〜
耳周りだけ、ちゃんとやると最後セットした時が違います
ラインは消しすぎないようにしました
こんな感じでいかがでしょうか?
最近は切る方が非常に多くなっていますね
もちろんロングにはロングの
ミディアムにはミディアムのテクニックがありす
どんなスタイルにも、いろんなこだわりや細かい意味が含まれたカットをしています
その人のライフスタイル
持っているムード
その人らしさをより引き出せるようなカットを心がけて
毎日カットをしています
1年ぐらい通った美容師さんなら
1度おまかせのオーダーもありかもしれません
意外と美容師さんは、似合うスタイルをもうすでに見つけてくれているかもしれませんよ?
いつもの自分をちょっと変えたいときは、ぜひ担当の美容師さんにご相談ください
きっとステキにしてくれるはず
最後に
動画の撮影、編集いつもありがとう
美容師仲間で1番仲が良いBrownのオサナイヨウスケです