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湘南美容室経営者の日常。

店長〜1年目まで 生産性を上げることの本当の意味

今回は少しだけ数字に絡めた話を

 

 

経営者、店長だけじゃなく、誰が読んでも大丈夫な内容になってます

 

 

今、あなたのお店はどれにあてはまるだろう?

 

  • 人が減っている。生産性あがる。店の数字は変わらない。
  • 人は増えている。生産性下がる。店の数字は少しだけあがる。
  • 人が減っている。生産性変わらない。店の数字も下がっている。
  • 人が増えている。生産性は変わらない。店の数字は上がっている。

 

 

ポイントは

 

 

お客の数よりもスタッフの数

 

 

このスタッフが増えているか、減っているか

 

 

なぜかというと、1人が1日にMAX担当できるお客様の数は決まっているからです

 

 

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これにより、集客云々ではなく、お店としての最大どのくらいの売上ができるかが決まってきます

 

 

それから、生産性

 

 

これが下がっているということは1人当たりの仕事量が減っているということ

 

 

従業員さんの仕事に対しての充実度、責任感、役割が減り、給料の比率が上がるため、お店の設備、顧客満足、スタッフ満足も下がります

 

 

すると、さらにお店としての売り上げは下がっていき、不安を感じたスタッフは辞めて別の店に行ってしまいます

 

 

なので、大事なのは、お店の売り上げや個人の数字で見るのではなく

 

 

スタッフが増えているのか?

 

 

生産性はあげれているのか?

 

 

この2点がポイントです

 

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 まずは、店長の数字

 

 

スタッフを色々まとめるのも店長の大事な仕事です

 

 

ただ、美容師という職業からすると、それだけではいけないのが難しいところ

 

 

スタッフが求めていることは

  • 自信の成長
  • 安心感

この2つがとても大事だと思っています

 

 

自分を理解してくれて、安心して働けるお店というのはスタッフにとってとても大事です

 

 

ただもう一つ、自分がここにいてこの先成長できるのか?

 

 

ここを満たすことも同じくらい大切です

 

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そのためにはトップが背中をみせることが必要となります

 

 

それは単に売上だけではありません

 

 

トップの技術のスピード、デザインのクオリティ、接客能力

 

 

それがお店の文化となっていきます

 

 

まずはトップがどこまでチャレンジしているか

 

 

自分が大事にしているものを、スタッフは大事にします

 

 

自分の仕事へのこだわりや強みを、ちゃんとスタッフに伝えていきましょう

 

 

 そこが伝わらないというのは、トップの魅力が足りないのかもしれません

 

 

生産性を高めるために

 

 

生産性はとても大事です

 

 

生産性という言葉は、色んなことに言い換えれます

 

 

生産性が高いということは、少ないスタッフで作れる売上が大きいということ

 

 

つまり、手が早く、短い時間でもお客様を満足させることができる接客力を持ち、自分の技術とデザインに見合った料金を頂き、アシスタントが場数をたくさん踏めることにより、成長スピードが早いということです。

 

 

生産性を高めるのにやることはたくさんありますが、1番効果的な方法を紹介します

 

 

それは、少ない人数で多くのお客様を対応できるようにすることです

 

 

自分は自分のメインヘルプに3人のお客様を2人で対応しようということを徹底していました

 

 

 

これにより得られることは

 

 

  • 視野を広くする
  • アシスタントがより細かいところまで仕事にこだわる
  • お客様のことを担当者と同じレベルで知っている

 

 

などたくさんのメリットがあります

 

 

これをお店単位でやるとどういうことかというと、

 

 

5人で1日20人のお客様を担当していたのを、4人でできるようにする

 

 

ひとりひとりが行う仕事の内容は増します

 

 

ただ、美容師という職業においては、経験は必ず武器になります

 

 

忙しく、常に次の仕事がある状態で過ごす日々により、自分のベースは確実に引き上げられていきます

 

 

そして、5人で行っていた仕事を4人でできるようになるということは、1人がフリーになるということです

 

 

よく、美容師は時間がないと聞きますが、生産性の高いところほど、有休などしっかりととれている気がします

 

 

つまり、生産性の低いお店は、無意識にサボって仕事をしているということ

 

 

本人たちにその意識はありません。なぜならそれが普通なので

 

 

 働き方を知らないというのはとてももったいないこと

 

 

その時間でどんなことができるのか

 

 

1日に取れる予約の件数も増えます

 

 

空いた時間を勉強会や講習会に使うこともできます

 

 

自店で言えば、1月にスタッフ9人でヨーロッパへ研修へ行き、お店を12日間締めましたが前年比は120%で2店舗終えることができました

 

 

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日曜を休みにしてみんなで夏フェスに行ったときもあります

 

 

 

こうして、生産性を上げていくことで土日休み、有給消化、色んな働き方ができるようになってきます

 

 

そうすれば、一般的な美容師のイメージとはだいぶ変わってきますよね?

 

 

これこそが僕たち現場の美容師の目指すべき未来です

 

 

まとめ

 

 

結局僕たちは美容業界を変えるなんて大きな力は持っていません

 

 

なぜなら、1番大事なのは目の前のお客様と、周りにいる仲間だからです。

 

 

もっと言えば、周りの仲間の大事なお客様と、家族

 

 

ここまで幸せであれば充分だと思っています

 

 

これは、お店のトップだけじゃなく、1人の美容師なら誰でもできる意識です

 

 

自分と、自分を支え、応援してくれる人を笑顔にするために

 

 

そしてひとりひとりがこの意識を持っていれば、色んなところでHAPPYの連鎖は繋がっていきます

 

 

まずは自分ができるところから

 

 

もし共有したい内容なら、ぜひ自店の先輩や後輩とも、話をしてみてください

 

 

ありがとうございました