こんにちは。ツルギチシンジです。
前回の記事からの続きです。読んでいない方はこちらから先にどうぞ↓↓
ともかく独立するために色々動いているわけですが、まだまだ準備期間はかかります。
環境によると思いますが、今の自分の環境は色々と踏まなきゃいけない手順もあるので、その間にこちらも準備を進めていきます。
一番しっかりと考えていかなければならないところは美容室としてのビジネスモデルの確立。
昨今美容師としてのありかたも時代とともに変わってきた気がします。
おかげさまでここ数年の新卒採用をさせていただいているのですが、自分が美容師になった時代と今の時代で【どんな美容師になりたいか?】という質問への回答がおおきく変わってきました。
以前は
- はやくスタイリストになりたい
- 自分の店を持ちたい
- 売上を上げて人気トップスタイリストになりたい
などの売上や結果にたいしてモチベーションを持っている人が多かった気がします。
それが最近では
- カラーを勉強したい
- 美容師と並行してネイルもやりたい
- というかゆっくり、しっかり技術を学びたい
といった意見を多く聞きます。
もちろん人によってさまざまです。ただ、以前よりも美容師という仕事のありかた、見え方が大きく変わったことは事実だと思います。
資本主義の奴隷から、ライフワークとしての美容師へ。
売上を上げていくうちに気づくんですよね。「あれ?これっていつまで続くんだろう?」
資本主義はどこを目指しているのか。それは誰にもわかりませんが、少なくとも美容師になりたいと思った気持ちの一番最初は「売上」や「生産性」ではありません。
だからこそ、中心点はここではないと感じました。
だいたいみんな、美容師をやりたいから、美容師をやっているんです。
理由なんてそんなもんです。
美容室の利益率というのはだいたい5~10%です。人件費が約50%を締めるビジネスにおいて、他の数字を圧迫して利益率を上げることを狙うのはあまりコスパがよくないと感じます。
美容室というのビジネスモデルの中で、今とても大事だと感じることは
- どんな人でも決まった年数で安定した技術が学べる教育環境
- ダイバーシティによる美容師の働き方の変化を柔軟に受け入れる組織体制
- 10年で独立起業できる仕組み
こんなふうに書きましたが要するに、ちゃんと売れっ子美容師になれる学びの場があって、やりたいことがあればチャレンジさせてあげれる柔軟な考えを持ち、独立したいと言われたら背中を押して細かいところまで相談に乗ってあげれる会社なら、みんな働きたいんではないのかな?って話です。
ここの詳細はまた今度。