お久しぶりです。久しぶりにブログ書いています。
本当はずっと更新したかったのですが、自分でうまく時間を作れずにいました。反省。
ただ、『文章を書く』ということは、自分の人生の中でとても大切なことになるだろう予感がするので、アウトプットとして書きます。
もうすぐ2020年も終わり。今年はいろんなことが変化した1年でしたね。
新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、マスクをして、どこに行くにも手指消毒や検温。というかそもそも『どこかへ行く』ということが
『行っていいのか?』
といった疑問を持ちながら行動しなければならなくなってしまいました。
普段の生活が変わった中で気軽に会えてた人とも会えなくなり、最初は繋がりを求めました。
でもそれが半年も経過した今はどうでしょうか?
コロナ以前に繋がりを持っていた人
コロナ後にZOOM飲み会をしていた友達
今も変わらず繋がっているでしょうか
ほとんどの人が気づいてしまったと思うんですよね。
身近で繋がっておきたい人はそんなに多くなくて良いってことに。
今繋がっているのは利害関係抜きの、単純に話していて楽しい人や、自分が好きな人、趣味が合う人になっているような気がします。
SNSによって拡がっていた人との繋がりが、急速に収縮していく感覚を持っています。(もともと、繋がっていたつもり、だっただけかもしれないですが)
ここからは今以上にクローズドなコミュニティが増えていく
大きな輪っかでみんなが繋がっていくのではなく、小さな輪っかがたくさん生まれていくのだと思います。
そうなるとですね、美容師という職業においての変化があると思います。
今まではSNS集客に力を入れていくことが1番とされていました。
自分のブランディングでデザインを売り、フォロワー、集客に繋がる。
今の時代お客様も美容師を選びやすいですが、美容師側としても、いろんな上手い美容師の技術を見ることができる良い時代になってます。
そこでね、最近起きている状況が
『だいたいどの美容師も上手』
これなんですよね。けんすぅさんや西野さんもオンラインサロンなどで言ってましたが、もう正直デザインって出尽くしてるところあると思うんです。
てことは、お客様が美容師を選ぶ基準って、デザインってよりも
『そのデザインができる技術力があるか』
これなんですよね。これは、ブランディングする上で今までとちょっとだけ違うので理解しておいた方が良いと思います。
自分が美容師なった頃は、ヘアカタログの切り抜き持って、その名前が書いてあるサロンに行き、そのヘアスタイルを作った美容師さんにやってもらいました。
なぜそこまでするのかというと、『その人しかそのヘアスタイルは作れない』と思っていたからです。
でも今はどうでしょう?カウンセリングのときに美容師さんに見せるヘアスタイルは決してその美容師さんのものばかりではないですよね?(もちろん中には自分のヘアスタイルを持ってきてくれるお客様を担当してる美容師さんもいると思います。その方はとても素晴らしいと思ってます)
つまり、美容師側は『ショートカットが得意です!』とブランディングし、
お客様側は(ショートカットが得意なら、きっとこれでお願いしても上手くやってくれるんだろうな)
という意図で予約を入れます。
ブランディングする上で、売っているのはデザインというよりも、『そのデザインがつくれる技術力』だとすると
ブランディングに必要なのは
・その技術力をアピールするために必要な細かい技術解説
・どんな人物なのか?
この2点でお客様は美容師を選ぶと思っています。
一つ目は、技術にフォーカスしてより論理っぽくしたほうが伝わりやすいということ
二つ目は、求められているのが技術力だとしたら、どちらかと言えば共感できる人にやってほしいと思うだろうなということ。
そのヘアスタイルを作れる+α
インナービューティーの知識が豊富であったり、スキンケア・メイクの知識や技術、趣味が共通であったり考え方に共感できたり
こういった美容師の技術以外の部分で戦っていくことが求められていると感じます。
だからこそ、最初に話した小さな輪っか
クローズドなコミュニティを作れる人、またはその中に入っている人がとても強いのかなぁと
結局1人の美容師が担当できるお客様って、1ヶ月で何百人かが物理的に限界で、そうなるとフォロワーさんは何万人といても、全員の髪を切ることはできないんですよねぇ。
『フォロワーを減らしてでもファンを増やす』
もっとコアなファンを作って、自分自身も誰かのファンになれるような
そんなアンテナを貼っていきたいと思っています。
最後までご覧いただきありがとうございます。
無線LAN有線LANよりバリ便利。