美容師として
お客様の要望や流行りを取り入れたヘアスタイルをつくる
日々技術を磨き、それを提供することでお客様をハッピーにしていく
これが僕たち美容師の主な仕事
今ではSNS発信からの集客が時代のニーズにもあっていて、そこに対して真剣に取り組んでいる美容師さんが多く見られます
インスタを見るとヘアスタイルが溢れていますね
一方、自分が美容師になった時に多かった、カットコンテストやクリエイションを続ける美容師さんは少し少なくなったかな〜という印象も
今の美容師はクリエイションに興味がないのか?
そもそも、クリエイションを行う意味は何だろう?
美容室のほとんどが歩合制だと思います
お客様を呼び、お客様の要望に応えるサロンワーク
まずはお客様を呼び、その要望に応えて、ご来店してもらう
指名してくれるお客様を増やすことで、美容師としての給料も上がり、自分も豊かになる
クリエイションをしない理由
- 実際のサロンワークとクリエイションの仕事がかけ離れている(クリエイション内容にもよる)
- それにより、直接的な給料に反映しないことが多い(コンテストの賞金等はある)
以前は、美容師として名を上げるために、有名なカットコンテストやフォトコンテストで賞を取ることで業界紙に載ることが1つの手段だった
ヘアカタログや一般向け雑誌に載ることも同じ
ただ、今はインターネットの普及により、色んな情報が入りやすくなっている
旬のトレンドヘア
どこの地域の誰が上手なのか
青山、原宿に以前ほどのブランド価値は無くなってきたのかは自分はわからない(そこで働いたことがないから)
ただ、どこの誰でもない人が、自分の作ったデザインを発信することができる時代にはなっている
それが今の時代を生きている1番のメリット
サロンワーク
- お客様の要望に応える
- 今の流行りを一般紙などで読みとり、ニーズに合ったヘアスタイルを作る
- お客様がSNSやネットで、検索しやすいワードをリサーチし、そこにフィットするものを作る
クリエイション
- 業界トップの美容師が評価する
- ヘア、ファッションの流行を取り入れ、その中でも少し先を行くヘアスタイル(他よりも目を引くもの)をつくる
- イメージは自分で作り、テーマを掘り下げ、今オシャレだと感じるものをつくる
大きな違いは
お客様に合わせるか
美容師に合わせるか
流行りに合わせて、売れるように作っていくか
流行りを先読みし、当たるかどうかわからないものを作っていくか
どっちが偉いわけでもない
注意することは、ごちゃごちゃにならないこと
サロンワークとクリエイションでは求められていること、ターゲットが違うこと
ただ、個人的な主観としては、
一般の人ウケを狙ったものは当たり前だけど、一般の人の目線になる。雰囲気や流行りが特に重視されるわけだけど
業界トップの人向けに作ったものは、それは流行りや雰囲気はもちろん見られた上で、細かいディティール、シルエットや作り方までが評価される
作品を見られる時のシビアな目、緊張感が違う
どちらの方が、技術やデザインの質は向上していくのか
自分たちは美容師として、どこを目指していくのか
後手後手にまわらず、常に先手を打たないといけない
10年後も美容師として走り続けていくためには今何をしなければならないのか
何が正しいかはないからこそ、自分で判断して、行動していくことが大事
サロンワークをもっとクリエイティブにしていこう